がいすの旅行・グルメ・雑記絵日記

旅先で出会ったもの、仙台の美味しいもの描き綴ります

独断と偏見によるAmazonprimevideoアマゾンプライムビデオで観て良かったオススメ映画・ドラマ(2020.5.12更新)

Amazonプライムビデオみんな入ってますか?
わたしはバリバリ入っております。

コロナで週末自粛の毎日みんな映画を観よう!!

●ミッドナイトインパリ

色んなことを考えさせられる映画に違いない
ウディ・アレンのロマンティック思考がふんだんに盛り込まれている
小説家の主人公はヘミングウェイが生きていた時代こそが美しいと言っているのに対して、ヘミングウェイと同じ時代にいるアドリアナはロートレックが生きていた時代こそが素晴らしいと言う
人は誰しも「昔は良かった」「昔はこうだった」と過去を賛美し未来を悲観してしまう場面に立ち会うだろうが、その時代にいる人たちでさえも「こんな時代は何もない、昔は美しい」というこの永遠ループしていていきそうな光景のなか、主人公はなにかを悟り、婚約者とも別れ未来に生きていこうとする。


●ベンジャミンバトン 数奇な人生

お互いの年がちょうど重なるときの蜜月のなんと美しいことか しかしどこか哀しさを漂わせている刹那的な幸せである
最初から愛し合っているというわけではなく、お互い夢を追いかけ、別の人を愛し 偶然、それとも必然に起きてしまった事故から2人は急速に惹かれあっていく、例えばあそこでタクシーが来なかったらコーヒーを飲まなかったら彼らが愛し合うことにはならなかっただろう、
長い・短い人生の中で引かれ合うタイミングがいかに大切なのか教えてくれている
赤ん坊の頃と老人というのはなぜだか似ている
そしてベンジャミンが人生の中で出会う人たちは暖かくベンジャミンを1人の普通の人間として接してくれる



南極料理人

わたし気に入った映画や子供の頃に見た映画を何回も見るクセがあるのですが
なんっっっかい見たことでしょうか南極料理人は…
南極という極寒の地 日が昇ることも少ない僻地 周りにはふらっと寄れるコンビニや居酒屋 カラオケ といった娯楽とは程遠い地 自分たちの日常とかけ離れている試される大地のはずなのに なんだ?このゆる〜い空気感は??
研究員と院生と気象学者と車両整備者に医者などなど南極に仕事しにきているはずなのになーんだかゆるい

そしてなんといってもメインは食事シーン
もはやこの食事シーンはポルノといってもいい
お刺身に伊勢海老のエビフライ でっかい塊肉のレアステーキに中華バイキング 麺から手作りの特製ラーメン
これがうまそうのなんのって
どう考えても普段のわたしより良いもの食べてるんですよ 本当にここ南極??
1番のお気に入りはお昼のおにぎりと豚汁
いくらのおにぎりにかぶりつきたい
はふっはふっってみんなうまそうに食うんですよ


やっぱり食べ物がおいしいと、それだけで嬉しい! 慣れない海外にいってもそういうことですよね!

「西村くん…ラーメンだ…//////ウヒっ/////」


っってプライムで見れなくなってる!!!!!!!
イヤーーーーーー!!!!!!!



●ゲットスマート



THE愛すべきおバカ映画

随所随所で小ボケをいれてくる
ティーブンカレルのすまして一点を見つめてるあの表情でさらっとボケてくるの好きなんですよね 真顔で突然わめきちらかしてくるとことか さいしょっから最後までボケるというスタンスを一貫して崩さないところが好印象だと思います
ほらなんか後半シリアスになっちゃったりとかね それにしてもなんでアンハサウェイがこれに出てるんでしょう?ボブのウィッグ姿がかわいい


犬神家の一族 1976


みんな大好き石坂金田一でございます、
ちっちゃい頃に見たときはただのホラー映画じゃんと毛嫌いしてて、のちに八つ墓村の小竹小梅でおもらしをするぐらい金田一は怖いという印象でした、ええ大昔は
それからちゃんと見るようになると 人物の配置だったりカメラワークだったりキャスティングだったり流石市川崑!と石坂金田一を深く味わえるようになりました
やっぱり犬神家の一族が1番評価高いですよね
2時間弱の間に物語が丁寧に無理なくスマートにまとめられてた気がします あのオープニング 大野雄二御大による愛のバラードに明朝体で映し出される役者名
最初はおどろおどろしいなにかが起こってなにかが終わっていくようなメロディなのにだんたんと救済がほどこされる、愛によって救われていくようなメロディへと変化していくんです そんな風に説得しにかかってくる愛のバラード
このオープニングが見たいがゆえに何度も再生してしまう狂気
ああっ…最高…
若い頃の坂口良子がとんでもなく可愛くて、珠代より全然こっちのほうが美人じゃないかと思ってました、重苦しい物語のなかの一粒の清涼剤のような役割をされています


●オーケストラ!


結論:さいっっっっっっこうな映画です
いままで見てきた映画の中でもベスト3に入ります ボリジョイを追われた指揮者がかつての楽団員を集め、人気ソリスト、アンヌマリージャケと共にパリでの公演に臨むというざっくりとした内容なんですが…
まず楽団員を2週間で集めて、パスポートを当日の空港でジプシーの力を借りて発行して、リハーサルもないままパリにて本番に挑むという 途方もないほどご都合主義にて映画がどんどん進んでいくわけなんですがね、その様子がユーモラスで笑えてくる かつての社会主義国家であったロシアでの様子はなぜだか時が止まっているようで、現代的なパリとの差がある
出てくる登場人物のキャラクターの作り込みにも凝っていて、愛があふれている
連れてきた団員は飲み代をよこせ、小遣いをよこせ、そしてパリにて引越し業者、博物館の受付、地下鉄でのパフォーマーとして働き出すありさま、お前らなにしにきたんだ笑

しかし、以前一緒に演奏していたユダヤ
の名前を一斉メールした瞬間 みんなの心が1つに…! ここもまたご都合主義なのですが
ここからのクライマックスがアツイ!アツすぎる!! チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲にのせて

そしてメラニー・ロランが可愛いのなんのって…!
じっと見つめてくるあの大きな目 凛とした佇まい ただそこにいるだけなのに存在感があります、まさな華のある人


裏切りのサーカス


はじめてみた瞬間から、これはアタリだと確信
オープニングのゲイリーオールドマンとジョンハートが静かにMI6つまりサーカスを去っていくいぶし銀の効いたシーンにスッと表れるタイトルコール スパイ物の映画だときっと敵のアジトの大爆発のシーンを背景にタイトルコールが出てくるもんですが、うーんこの始まりかた。名作の予感…
内容はざっくりいうと冷戦下のロンドンの秘密諜報部にモスクワのスパイつまりもぐらが忍び込んでいてそれを往年のスパイ ジョージスマイリーが暴き出す…って話なんですが…
あえて言おう 「一回見ただけでは絶対に理解できない」 ほんとにね、読み取らなきゃいけない空気感を察しなきゃいけない そういう察する能力が乏しいとこの映画を理解することは一生できないんですよ ちなみに私は7回ぐらい観ました もちろん1回目は??? 2回目も、ん???
3回目あたりでなるほど!となりそれ以降はシーンに散りばめれた伏線 登場人物の表情から読み取る感情 かかっているBGMの歌詞の意味
当時の冷戦下でのイギリス諜報部の立ち位置
などなどなどなど!!!
なんっっかい見ても新たな新鮮さがあり
ちょっとトイレに…っていうことすらままならない…!この映画を見るのに全神経を集中しなければいけない一種の闘いなんです
英国希代の名優たちがゾローリ
レオン・チャーチルのゲイリーオールドマン
英国王のスピーチ キングスマンのコリンファース にマークストロング
その他ジョンハートにトム・ハーディなどなど
特に特にマークストロングの演技力に脱帽
この人だけ次元の違う演技をしています
俳優たちの演技を楽しむのも良し、ストーリーを楽しんでも良し

多くの考察サイト様があってそれを読んでからまた映画を観るのがまた楽しい

字幕で見るのをオススメします、はい
いやね、吹き替えでもいいんですけども この映画非常にセリフ数も少なく物語を進める上で必要最低限のことしか喋らせない、つまりどのセリフも重要かつ伏線となっているので、セリフを改変している吹き替えよりオリジナルの字幕で観た方がいいです


機動戦士ガンダム 逆襲のシャア

みんな大好き宇宙世紀ガンダム最終章でございます。

この映画の永遠のテーマ
「シャアって結局なにがしたかったんだろう」
何世代にも渡ってガノタの間で論争が繰り広げられてますよね

シャアは過去に、そしてララァに14年経った今でも取り憑かれていていつまでも子供みたいな事を言っている 母になってくれるかもって…
それに対してアムロ…あんた本当にいい男になったよね Ζの頃は軟禁状態が長引いていたせいか宇宙に戻るのをためらっていたんですが
ロンド・ベルでのアムロさんはガチでかっこいいです νガンダムでの化け物じみた戦闘力、チェーンへのスマートな態度 ハサウェイへの叱責 同僚のクルーへの対応とかね色々ね
15歳の頃に比べたらほんとうに大人ですよ
そして1年戦争中何かと喧嘩腰だった、ブライトさんとタメ口で会話してるんです
ホワイトベースのクルー同士 戦後の紆余曲折もあって信頼し合える仲になっていたんですね
高校の時の部活とか例え一個上だったとしても先輩って絶対的で恐れおおい存在なのが
27ぐらいになるとね…一個上だろうが二個上だろうがそんな差大した問題じゃなくなってくるんですよね… すまんがみんなの命をくれ


シャアはナナイをクエスをギュネイに対して二枚舌で優しい言葉をかけ心酔させ、道具として利用しているんですよ…ほんとこんな大人修正してやる…!!!

「なんでわかってくれないんだ!アムロ
ニュータイプ同士 手を取り合ってはくれないのか!こんな腐った地球(連邦)から人々を解放して革新させよう、共に!」

アムロとの決着をつけるわけでも、アクシズを落とすわけでもなく 、アムロに敗北することがシャアの目的だっていう考察を見たとき
はぁーって心にストンとくるものがありました
ファーストの時点でアムロニュータイプとしてのパイロット力はシャアなんぞを、遥かに凌駕するもので、シャアもこいつには勝てないってもうわかっていたんですよね、だから決着をつけるわけではなく、サイコミュの情報をロンド・ベルに渡したのもそういうことだったのかなって

ナナイ!男同士♂の間に入ってくるな!!

殴り合い宇宙 最高です

まぁ毎回思うのはハサウェイは●んで良し


未来講師めぐる

あえて言おう
クドカンは映画よりもドラマの脚本でこそ輝く存在であると!!!!!!!
いやね、舞妓ハーンなどは素直に面白かったんですけども、ほかの映画はちょっとね、ふむむむと…
木更津キャッツアイにタイガーアンドドラゴン、吾輩は主婦である わたしの好きなクドカン作品は全てドラマである
その中でも最高傑作がこちら未来講師めぐるである(断言)
内容はというと深田恭子演ずる吉田めぐるが24歳の誕生日を迎えてから、お腹が満腹になると周囲の人々の20年後が見えてしまようになるというまぁとんでも設定だ 

24歳の深田恭子のかわいさを存分に堪能できるドラマだ。ムチムチに塾講師ということでスーツ姿これは、もうファンには堪らないだろう
そして脇を固めるキャラクター陣の濃いこと濃いこと、、、語ると長くなるのでちょっと黙ります。

勝地涼演ずるゆうきくんとめぐる2人が画面に現れるとそれはもう本当の意味でのお花畑である
とにかくこの2人が可愛らしいのだ
深田恭子がゆうきくーんとパタパタと近づいてくるシーンはもうぐぬぬぬぬな
ゆうきくんのちょっと、いやかなりおバカでポンコツなところも愛くるしい それでもめぐるを好きな気持ちはゆうき100%である
第4話で2人の間に亀裂がはいってしまったとき
20年後のゆうきくんからめぐるへのメールで
「いまでもずっと好きです」は名シーンである



スターリンの葬送狂騒曲

これは…ひさしぶりに面白い映画でした。
物語は大粛清のまったなだかスターリンが突然死して、補佐役、副議長、外務大臣などなど当時のソ連の首脳陣がお互いの腹の中を探り合いながら、fuckinと罵り合い、責任を押し付け合う映画である。映画の背景は非常に暗く重苦しいはずなのに、ところどころ笑いをとりにくるのがなんともおかしい。登場人物が現れるときスローモーションでの紹介がなんだかグッとくる。ところどころ、これってどういう意味だったんだろうと疑問に思うシーンがあるのだが、Wikipediaを読んでみると、なるほどだからこういう演出だったのかと、ついつい当時のソ連の歴史を学べてしまうのだ。
とにかくおっさんたちが自己の保身しか考えていない映画である。

1人でも殺したら、止まらなくなる。
ナウシカの漫画にもこんな言葉があった気がする。スターリンとベニヤは人間不信という病気に苛まれ、粛清という名のもと1人でも多く殺してきた。1人でも殺すと猜疑心はどんどん強まり、ついには部下・同僚の部屋の盗聴までもしてしまう。
ロシアというのは、なーんでこんなに歴史がどろっどろとしているのでしょうか…。



●セックスアンドザシティ

本来ならば、わたしはこういった類の映画はみないタイプである…が!
SATCに関しては…ドラマシーズン6まで全話見てしまったのである。とにかく下ネタばっかりなのがむしろ清々しい。
そして映画の話になるのだが、とにかくテンポがいい!シナリオもいい!主人公の4人それぞれにスポットをあてているのがうまい!
とにかく面白かった!
オープニングでグッと心を掴まれた人も多いのではないだろうか…。 キャリー・ミランダ・シャーロット・サマンサ それぞれがそれぞれの人生を送っているなか、突然のキャリーの結婚そしてまさかの事態。
とにかくキャリーが痛い目にあってるのがちょっと嬉しい(性格悪いかしら)
いやね、ミランダは高学歴で弁護士やってて、バリバリのキャリアウーマンで身体ひとつで稼いでいて、元バーテンダーだったかな?のまぁ言っちゃ悪いがお金はあまり持っていないスティーブと結婚して、ブルックリン で男の子を育てている
シャーロットは最初の結婚相手がインポで姑もめんどくさい奴だったけど、ハリーという見た目はアレだがシャーロットのことを1番に愛してくれるやさしい弁護士男と結婚して養女を迎えている。サマンサは性に貪欲でまさに彼女こそセックスアンドザシティー一時は乳がんになってしまったけど恋人のスミスと困難を乗り越えているように、他の3人は一回なにかしらの壁にぶち当たっているんですが…
キャリー!!!お前はなんだ!!!
あんなにやさしいエイダンのことを、なんかビックと違うから振ったと思ったらまーた懲りずに連絡をしくさって、そしてその間もビックと関係を持っちゃってなど…言っちゃあれなんですが、なぜキャリーがあんなにモテるのかがよくわからんのですよ…だって…他の3人の方がよっぽど美人だから!(あ、言っちゃった)
結婚式をすっぽかされるシーンはちょっとスカッとしましたね。HAHAHA
まぁ、キャリーをいじめるのはさておきそのあとのね、立ち直っていく様子も親友の3人を織り交ぜてのシナリオが観ていて飽きないんですよねェ…。 


波よ聞いてくれ

まずタイトルの「波よ聞いてくれ」でグッときましたね。そしてオープニングがまたいい!爽快感があって作業のモチベーションがあがる曲!パソコン作業してるときに永遠に聴いていたい。
芸能ネタ・ドラマネタ・ニッチなネタ現実に存在する名詞をバンバン使ってくれるので、物語に入り込みやすくなってます。あと男女のじりじりとしたぬらぬらとした恋愛関係がちらりちらりと垣間見れるのがリアルでまた良いのです。キャラクターの人間性が薄っぺらくなくて、それぞれの個性が確立されているのが強みだなあ。ミナレ姉さんの声優さんのキレッキレっの台詞回しも毎回見どころです。
しかし50万なんて大金、スープカレー屋のバイトでよく貯金できてたなと思いました。