がいすの旅行・グルメ・雑記絵日記

旅先で出会ったもの、仙台の美味しいもの描き綴ります

〜京都の夏2018〜 涼を求めるなら御手洗祭はいかがでしょうか@下鴨神社

「そうだ、(最近ご無沙汰な)京都にいこう」

というわけで7月に行ってきました。京都!!

「え、なんで暑いとわかっていながら夏に京都に行くの?」とうちの親はかわいそうな目で見てきましたが、ちゃんとした理由があるのです。

それは下賀茂神社土用の丑の日近く(つまり真夏)に行われるとっても素敵なお祭り

「御手洗祭り」を体感してみたかったから!!

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出町柳駅を降りて歩いてすぐに下鴨神社に着きます。境内の糺ノ森は容赦ない夏の日差しをさえぎってくれますね、さすがパワースポットよ。 お祭りというだけあって屋台がたくさん出店されてます。その中で異彩をはなっていたのが「カメすくい」

すごい、すくうのは金魚だけじゃなかったんや・・・ と、カルチャーショックを受けていたら職場の秋田出身の人も地元のお祭りで見たことがあるそうな。宮城にないだけで東北にもカメすくいはあったんすね。

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境内に入りまずはご本堂にお参りしてから、池に向かいます。

履物を脱がなければいけないので、サンダルや下駄などすぐに脱げるものを履いてきた人が多いです! 脱いだ靴はどうするのかというと袋を用意してもらっているので、自分で持ったまま進みます。

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そして受付にて、献灯料300円を納めてロウソクを貰い、いよいよ御手洗池の中へ!

参拝客が非常に多いので、うまく人を避けながら水に足を入れると・・・

 

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「(!!!!?????、つめたすぎいいいい!なんじゃこれ!!!!!)」

 

 

 

と頭と足が混乱するほどの冷たさ! ほんとに氷の塊を池に投入したのかと

思うほどに冷水でした。この日の京都の気温は33度ぐらいだったので身体の上半分は常夏下半分は南極。

この御手洗池の水が井戸水であるからこそ、この冷たさなんですね。

 

そしてこの池、思ったより深さがあります。足首ぐらいしか水がこないのかな?という予想だったのですが、ふくらはぎの3分の2は確実に水がきました。大人の身長でも結構な深さなのでちいちゃい子供はさぞかし大変よねぇ、と周りを見たらお子様はとんでもなくはしゃいでいらっしゃいました。そりゃ水遊び楽しいよね。

 

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歩いてる途中に小さい祠があり、そこからろうそくに火をつけて献灯台に向かうのですがこの辺がものすごく混んでいるので、うっかり放火しないように気をつけてお参りしましょ。

それにしても水の中に足をつっこみつつ、

ろうそくをお供えするなんて私のようなインスタ蝿がむらがってしまいますね、これは。

 

川から上がり足を拭き、順路を進むと神祭授与所なるものが。みんなここにずらっと並んでます、井戸水を口からも摂取して体内からデトックスしろってことですね。 ニクイね!三菱!

ここのキャッチフレーズがまた素敵なんです。

 

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 〜彼方は甘いです〜 fin.

 

もうね詩人か、綾鷹でいうところの急須で入れたお茶は甘かったってやつか

 

そしてこの御手洗祭にちなんで「水みくじ」なるそそられるワードのおみくじがあったのでやってみることに

好きな紙のおみくじを選び、そのままでは読めないので水に浸すと、文字が浮かびあがってくるぞなもし。

うん、まぁ書いてることなかなかしょっぱかったんですけどね、旅の思い出ってそういうことだよね…。

 

今回はまだ日の暮れていない時間帯に行きましたが、夜の御手洗祭はちょうちんの明かりに下鴨神社の朱い色が映えてより幻想的みたいです、今度は一眼カメラを携えてばっちり夜の御手洗祭をおさめてきたいものです。

 

 

 

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