雰囲気が良すぎる焼き菓子のおいしいカフェ「gramme」@仙台国分町
カフェ巡り…それは女の宿命、むしろ業(?)
室町時代なら「あそこのお団子屋寄らな〜い??」
江戸時代なら「前に相模の国で食べたういろうおいしかったよ〜」などうら若い女子はこんな会話をしていたのではないだろうか。
甘いもの巡りは大昔から連綿と続く神聖な習わしなのである。
女の子のいう「なんか甘いもの食べた〜い」は遺伝子レベルで本能の赴くままに爆散されるのだ。
血液に流れるDNAがそうさせるのだ。
「コンビニでブドウ糖の飴でも買って舐めてろや」
「ダイエット中じゃないんか」
と心無い人はいるだろう。
違うのだ。何もわかっていない。
「シンプルな造りのインテリアに昼の日差しが差し込むカフェでお菓子を食べてる自分」を作り上げたいのである。
(甘いものを補充したいだけならマックにいってアップルパイ、サイゼリアでトリュフアイス、ミスドでチョコオールドファッションで安く済ませばいい。)
というわけで、以前から行きたいと思っていた国分町にあるカフェ「gramme」についにお邪魔した。
店内はカウンター席が4つにテーブル席が2席ですぐにでもお客さんでいっぱいになりそうで、実際待っている人もいた。
観葉植物がカウンター、テーブルの上など至る所に置いてあり、自分の部屋のインテリアの参考にする人もいそうである。
フードは焼菓子を提供していてショーケースにはきつね色に焼かれたお菓子が並んでいる。
今回はレモンを使ったシトロンケーキを注文。
このケーキ厚みが非常に分厚く、周りが綺麗に焼き色がついていてまるで作り物かと思うような見た目。
さっくりとしていて一切れが大きいのでお菓子というより食事のような満足感だった。
人気のキャロットケーキを分けてもらったのだが、シナモンがきいていて人気なのもうなずけた。
パフェやパンケーキに見た目が華やかなデザートが目立つ中で、しっとりと素朴な焼菓子を提供しているのは、差別化があってここにしかないという感じである。
待っているお客さんもいたのでここは食べ終わったら早々に席を立つのが無難なのかもしれない。
カフェをはしごしても良さそうだ。
俺たちのカフェ巡りはまだまだ始まったばかり。
◯◯先生の次回作にどうぞ御期待ください!!!
がいす